令和3年11月10日(水)文化芸術体験
今回は、インドについて講師の金子ユキ先生に色々お話をお聞きしましたよ。
インドって、みんな知ってますか?どこにあるのかなーー・・・。
ノムノムが、地図を見せると・・・年長さんは、真ん中の緑のところ!!と答えている子もいましたね~ 正解!!
先生のお洋服にも注目! インドの女性が着るお洋服を「サリー」というそうです!1枚の布を巻いているそうです。
「5メートルぐらいある布をぐるぐると巻いて、服にしています。」と聞いて子どもたちは「すごいね!」とビックリ!
次に、子どもたちの目に飛び込んできたのは、先生の持つ楽器!演奏に耳を澄ませます。
「何だか不思議な音色だね…。」そのうち、あることに気が付きました。
「あれ?バイオリンの弾き方が違うよ!」「これはインドスタイルのバイオリン演奏です!」インドでは、西洋とは異なり、胡坐(あぐら)で座り、左肩と足の間にしっかりと挟んで前方で構えるそうです。面白いですね!
もうひとつの楽器は「タンプーラ」。インド古典楽器になくてはならない存在で、演奏されるラーガの基本となる音を鳴らし続け、雰囲気を作っています。初めて見る楽器に目が釘付けの子どもたちでした。
そして、インドといえば、カレー! 先生が持ってきてくださったスパイスをみんなで嗅いでみましょう。
「いい匂い!」「何だかお腹が空いてきちゃった!」
インドの文化(食べ物・建物・生活様式)やインドの神様のお話も聞きました。
インドの神様の中で、最も有名な存在が「ガネーシャ」です。 ユニークな象の顔に、人間の身体、そして片方の牙が折れ、4本の腕を持ちます。 財産や富をもたらし、魔除けの意味もあるようで、絶大な人気を誇る神様だそうです。
神様が、象や猿に模倣されているのを見た子どもたちは、ユニークな写真にニコニコ!!
最後は「ありがとう」や「さようなら」の意味を持つ「ナマステ」のご挨拶でお別れです。
たくさんのことを教えていただき大満足の子どもたちでした。
講師プロフィール
金子ユキ(インドスタイルのヴァイオリン奏者)
2001 年よりインドスタイルのヴァイオリンを習い始める。 インドの人間国宝Dr.L.Subramaniamに師事し、渡印を繰り返している。 2014年、インド・ブッダガヤにある世界遺産・大菩薩寺の『仏陀と平和の祭典』に出演。2015、2016年 台湾の『Asian Indian Festival』に出演。インド音楽以外では、エレクトリックヴァイオリンやシンセサイザーも使用し、様々なジャンルのミュージシャンと共演。2016、2017年にはエレクトリックヴァイオリンソロでヨーロッパツアーを行った。 |