「スペインの音楽とダンスを楽しもう~フラメンコ~」(名古屋西幼稚園)

7月16日は、本年度初めての文化芸術体験教室がありました。
今回は、「スペインの音楽とダンスを楽しもう~フラメンコ~」です。講師の方は、舞踊家・振付家、和装コーディネートアドバイザーの吉岡洵先生です。

吉岡先生は、名古屋市を中心にフラメンコ団体「paso a paso」を立ち上げファッショナブルで華やかなライブに定評があります。


最初は、フラメンコ発祥の地スペインのお話でした。「スペインはどんな国旗か知ってる?」という問いかけに、日課の国旗カードで学んでいる子どもたちはすぐに「赤と黄色」と答え、講師の皆さんも驚いていました。


そして、いよいよフラメンコの体験です。講師の方々の動きを見よう見まねで踊りました。ギターによる演奏の中、ステージ上の板の上でフラメンコ独特のシューズでステップする大きな音とリズムに驚きながらも、子どもたちは楽しそうに踊りました。情熱の国スペインを想わせる激しいリズムと動きに子どもたちの心も次第に興奮していきました。


最後は、ビールのCMでおなじみのジプシーキングスの「ヴォラーレ」。子どもたちは、曲の合間に「ウォウウォウ!ウォウォオオ!」とかけ声を掛け、時折「オーレ!」などの声も入って大いに盛り上がりました!

ちょうどこの日は夏を想わせる暑い日、まさにフラメンコ日和でしたね!

「和太鼓~日本の響きを感じてみよう~」(名古屋西幼稚園)

1月8日は、文化芸術体験教室がありました。
今回は「和太鼓~日本の響きを感じてみよう~」です。

講師は大治太鼓尾張一座の方です。講師の方から和太鼓と言っても長胴太鼓(ながどうだいこ)に締太鼓(しめだいこ)、桶胴太鼓(おけどうだいこ)の3種類があることを教えて頂きました。そして、子どもたちは長胴太鼓が大きな木を切って中をくりぬいて牛の皮を張って作られていることにも大きな驚きを受けていました。

太鼓の紹介の後、一人ずつ交代で打ちました。みんなでリズムを合わせて力強く打ちましたが、どの子も太鼓の大きく響く音に興奮しながら楽しそうです。最後はかっこよく決めポーズ、バッチリ決まっていましたよ!!


音楽付きお話コーナーでは太鼓や笛のBGMが流れる中、「こぶとり」という昔話を聞きました。頬にこぶがある二人のおじいさんが怖い天狗たちに踊りを強要されて踊りますが、一人のおじいさんは天狗にこぶを取られます。そして、もう一人のおじいさんは取ったこぶを付けられて二つのこぶになるという内容でした。子どもたち不思議そうな気持ちでお話の世界に入っていました。


最後は、太鼓の音に合わせてみんなで「パプリカ」を歌いながら踊りました。
新年、そして新学期が始まりましたが子どもたちは太鼓の力強い音で「元気」「やる気」を奮い立たせたようです。

リズムに乗って踊ってみよう!(名古屋西幼稚園)

10月17日(木)は、文化芸術親子体験教室がありました。
今回は、社交ダンス「リズムに乗って踊ってみよう」でした。


講師の武澤秀一先生・幸子先生ご夫妻からは、まず美しい姿勢(両手を万歳してから下ろし、背中をピンと伸ばした姿勢)で踊ると男子はかっこよく、女子はかわいくなることを教わりました。
次は親子で踊りました。きく(年少)とききょう(年長)は4拍子、さくら(年中)は3拍子の振り付けに挑戦!前後左右にステップし、右に左に回転し、さらには回転した後手拍子するという流れでしたが、親子で楽しそうに踊ることができました。


今日の音楽付きお話は、絵本「まんげつダンス!」。満月の夜、馬・羊・ブタのママたちは子どもたちが寝たのをいいことに家畜小屋で踊りました。ところが失敗ばかりでママたちは疲れて寝てしまいました。すると、子どもたちはママたちが寝てから満月の下で思う存分踊ったという楽しいお話でした。


読み聞かせの後は、武澤ペアによるダンス。二人が登場した時、奥様の黒いドレス姿に会場が静まりかえりました。みんなの前で華麗に踊る姿に憧れを抱くお友だちもいたようです。

ご来園くださいました保護者様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。お家でも踊ってみてくださいね。

扇子を持って「金太郎」に(名古屋西幼稚園)

7月18日は文化芸術体験教室がありました。
今回は久しぶりに「日本舞踊」で、講師は西川流の西川まさ子先生です。まず、礼の仕方を教えていただきました。相手の顔を見て礼をしますが、相手が「お願いします。」と言い終わるまで頭を下げたままのやり方のため、心身統一の礼と違ってとまどう場面もありました。

 

その後は、「きんたろう」の舞踊の練習です。西川先生のお手本を見よう見まねで扇子を持ちながら踊りました。ききょう(年長)組ともなるとさすが飲み込みも上達も早く、細かなところまで気をつけながら踊ることができました。

扇子を受け取る時や渡すときの作法やお礼の言葉もきちんと言えた子が多かったです。

恒例の音楽付きお話コーナー『ねずみのすもう』を見た後、最後は小学生の舞踊を鑑賞しました。日本髪に結いかんざしを挿して優雅に「さらし」を操りながら踊る姿に子どもたちは食い入るように観ていました。
なかなか日舞に接することがない私たちの生活ですが、我が国の伝統文化を子どもたちに触れさせることは日本人として大きな意義があると考えています。

折り紙・紙遊び(名古屋西幼稚園)

1月10日は、文化芸術体験教室がありました。
今回は「折り紙・紙遊び」です。講師の長江秀鶴先生のパフォーマンスに子どもたちは興味津々。1枚の大きな紙が形を変えながら最後はクマさんになると、子どもたちから「かわいい!」「すごーい」と言う声が上がりました。

次は、グループに分かれてみんなでクマさんを折ることになりました。大きな紙を折ったり広げたりして色とりどりのクマさんが出来上がり、最後は先生たちが目や鼻・口を描き、いろんな表情のクマさんが完成しました。

恒例のお話コーナーでは、金子みすずの「折紙あそび」の詩を聴きながら、長江先生のパフォーマンスを見ました。やっとこや帆掛け船になったり、風車になったりする様子に不思議そうに面白そうな表情で見ていました。

最後は長江先生の今までの作品を鑑賞しました。子どもたちは、1枚の紙を繋げながら作る連鶴の完成度に驚くとともにどんな紙も折り紙になる楽しさを感じたようです。

 

ふだんの製作で折り紙をしている子どもたちでしたが、今回の体験教室は改めて折り紙の魅力に気付くよい機会になりました。