扇子を持って「金太郎」に(名古屋西幼稚園)

7月18日は文化芸術体験教室がありました。
今回は久しぶりに「日本舞踊」で、講師は西川流の西川まさ子先生です。まず、礼の仕方を教えていただきました。相手の顔を見て礼をしますが、相手が「お願いします。」と言い終わるまで頭を下げたままのやり方のため、心身統一の礼と違ってとまどう場面もありました。

 

その後は、「きんたろう」の舞踊の練習です。西川先生のお手本を見よう見まねで扇子を持ちながら踊りました。ききょう(年長)組ともなるとさすが飲み込みも上達も早く、細かなところまで気をつけながら踊ることができました。

扇子を受け取る時や渡すときの作法やお礼の言葉もきちんと言えた子が多かったです。

恒例の音楽付きお話コーナー『ねずみのすもう』を見た後、最後は小学生の舞踊を鑑賞しました。日本髪に結いかんざしを挿して優雅に「さらし」を操りながら踊る姿に子どもたちは食い入るように観ていました。
なかなか日舞に接することがない私たちの生活ですが、我が国の伝統文化を子どもたちに触れさせることは日本人として大きな意義があると考えています。